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2021

Art & Breakfast YONAGO》

 

AIR 475 

日時|9月12日(日)9:00-12:00 

会場|日本財団まちなか拠点 in Yonago(米子市法勝寺町65)+法性寺通り商店街

参加費|一人1000円(朝食代として、限定30食)

※上記の時間に会場を開けています。任意のお時間にいらしてください。

※朝食は、cafe七草さんのベーグル朝食とコーヒーのセットです。

※会場では過去作品スライドショー、過去Art&Breakfastのビデオ上映も行います。

※必ずしも飲食を強要する内容ではございません。朝食はお持ち帰りいただくことも可能です。お気軽にお越しください。

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岡田裕子 報告会

日時|9月12日(日)14:00-16:00

会場|日本財団まちなか拠点 in Yonago(米子市法勝寺町65)

※受付時に手の消毒、お名前・連絡先の記入をお願いいたします。

※座席数に限りがあります。会場にお越しの際はあらかじめご連絡いただけると助かります。

8月と9月に掛けて、岡田裕子さんと三田村光土里さんふたりの美術家を招き実施しているAIR475。リサーチのための滞在をそれぞれ3週間行っています。

9月12日(土)には、日本財団のまちなか拠点を会場に、午前中に三田村光土里さんによるアート・イベント「Art & Breakfast」、午後には岡田裕子さんによるオープンスタジオと活動報告会を行いました。

「Art & Breakfast」では、20名弱の方がご参加くださいました。テーブルには「Art & Breakfast」をイメージしてデザインしたテーブルクロス(鮮やかなグリーンは青りんごのイメージ)を掛け、壁にはこれまでの滞在先(ストックフォルム、ベルリン、メルボルン、東京など)で実施された「Art & Breakfast」の記録写真を映し出して会場を準備しました。朝食は南部町にあるカフェ七草さんにご協力いただき、ベーグルと季節の果物、コーヒーを提供しつつ、ご参加された方と三田村さんとの出会いの場となりました。

テーブルを囲みながら話されたのは、ベーグルに添えられた蜂蜜のこと、それぞれの方の味の好み、これまでに滞在された場所の朝食メニュー、身に付けていたメガネの話などなど。他愛のない、飾ることのない、日常の様子がダイレクトに交換されることになる、朝食の不思議な作用を感じながら、和やかに時間を過ごすことができました。

午後に実施した岡田裕子さんによる報告会では、およそ3週間の間に実施した様々な作品(プロジェクト)の構想を、毎日付けていたという日記に沿って、どんな出会いや発見があり、どんな展開で作品を思いつき制作に至ったのかなど、順を追ってつまびらかにご紹介いただきました。

解体予定の旅館から持ち出した箪笥や鏡といった日用品をフロッタージュし、人々の生活や記憶を扱う作品を制作し始めたり、ある夫婦の未来の住宅を実寸大で描き、おままごとのように実際の暮らしをイメージして動く様子を記録したドキュメンタリーを撮影したり、また呉服店主が語る着付けの方法を記録しインスタレーション作品を構想したり...精力的に動かれ、複数の作品を並行して軽やかに(と傍からは見えるほど素早い展開で)生み出していく様子に、来年の展示が非常に楽しみになる報告内容でした。

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